旧日本海军将官总览

巩金瓯

　　日本海軍大将
　　 　
　　名字/出身地/大将任官日/元帅任官日
　　
　　1 西郷従道/鹿児島/1894.10.3/1898.01.20　 　
　　2 樺山資紀/鹿児島/1895.5.10
　　3 伊東祐亨/鹿児島/1898.9.28/1906.01.31
　　4 井上良馨/鹿児島/1901.12.24/1911.10.31
　　5 東郷平八郎/鹿児島/1904.6.6/1913.04.21
　　6 山本権兵衛/鹿児島/1904.6.6 　 　
　　7 有栖川宮威仁親王/皇族/1904.6.28/1913.07.07 　 　 　
　　8 川村純義/鹿児島/1904.8.12 　 　 　 　
　　9 柴山矢八/鹿児島/1905.11.13 　 　 　 　
　　10 鮫島員規/鹿児島/1905.11.13 　 　 　 　
　　11 日高壮之丞/鹿児島/1908.8.7 　 　 　 　
　　12 片岡七郎/鹿児島/1910.12.1 　 　 　 　
　　13 上村彦之丞/鹿児島/1910.12.1 　 　 　 　
　　14 伊集院五郎/鹿児島/1910.12.1/1917.05.26
　　15 出羽重遠/福島/1912.07.9 　 　 　 　
　　16 斎藤　実/岩手/1912.10.16 　 　
　　17 瓜生外吉/石川/1912.10.16 　 　 　 　
　　18 三須宗太郎/滋賀/1913.9.25 　 　 　 　
　　19 島村速雄/高知/1915.8.28/1923.01.08
　　20 加藤友三郎/広島/1915.8.28/1923.08.24 　 　
　　21 吉松茂太郎/高知/1916.12.1 　 　 　 　
　　22 藤井較一/岡山/1916.12.1 　 　 　 　
　　23 八代六郎/愛知/1918.7.2 　 　
　　24 加藤定吉/東京/1918.7.2 　 　 　 　
　　25 山下源太郎/山形/1918.7.2
　　26 名和又八郎/福井/1918.7.2 　 　 　 　
　　27 村上格一/佐賀/1918.7.2 　 　
　　28 東伏見宮依仁親王/皇族/1918.7.2/1922.06.27　 　 　
　　29 有馬良橘/和歌山/1919.11.25 　 　 　 　
　　30 山屋他人/岩手/1919.11.25 　
　　31 財部　彪/宮崎/1919.11.25 　 　
　　32 黒井悌二郎/山形/1920.8.16 　 　 　 　
　　33 野間口兼雄/鹿児島/1920.8.16 　 　 　 　
　　34 栃内曽次郎/岩手/1920.8.16 　
　　35 伏見宮博恭王/皇族/1922.12.1/1932.05.27
　　36 鈴木貫太郎/千葉/1923.8.3
　　37 竹下　勇/鹿児島/1923.8.3 　
　　38 小栗孝三郎/石川/1923.8.3 　 　 　 　
　　39 岡田啓介/福井/1924.6.11 　
　　40 井出謙治/静岡/1924.6.11 　 　 　 　
　　41 加藤寛治/福井/1927.4.1
　　42 安保清種/佐賀/1927.4.1 　 　
　　43 百武三郎/佐賀/1928.4.1 　 　 　 　
　　44 谷口尚真/広島/1928.4.1
　　45 山本英輔/鹿児島/1931.4.1 　
　　46 大角岑生/愛知/1931.4.1 　 　
　　47 山梨勝之進/宮城/1932.4.1 　 　 　 　
　　48 小林躋造/広島/1933.3.30 　
　　49 野村吉三郎/和歌山/1933.3.30 　 　 　 　
　　50 中村良三/青森/1934.3.30 　 　 　 　
　　51 末次信正/山口/1934.3.30 　
　　52 永野修身/高知/1934.3.30/1943.06.21
　　53 高橋三吉/東京/1936.4.1 　
　　54 藤田尚徳/東京/1936.4.1 　 　 　 　
　　55 米内光政/岩手/1937.4.1 　
　　56 百武源吾/佐賀/1937.4.1 　 　 　 　
　　57 加藤隆義/東京/1939.4.1 　 　 　 　
　　58 長谷川清/福井/1939.4.1 　 　 　 　
　　59 及川古志郎/岩手/1939.11.15
　　60 塩沢幸一/長野/1939.11.15 　 　 　 　
　　61 山本五十六/新潟/1940.11.15/1943.04.18 　
　　62 吉田善吾/佐賀/1940.11.15 　
　　63 嶋田繁太郎/東京/1940.11.15
　　64 豊田貞次郎/和歌山/1941.4.4 　 　 　 　
　　65 豊田副武/大分/1941.9.18
　　66 古賀峯一/佐賀/1942.5.1/1944.03.31 　
　　67 近藤信竹/大阪/1943.4.29 　 　 　 　
　　68 高須四郎/茨城/1944.3.1 　 　 　 　
　　69 野村直邦/鹿児島/1944.3.1 　 　
　　70 沢本頼雄/山口/1944.3.1 　 　 　 　
　　71 遠藤喜一/東京/1944.5.3 　 　 　 　
　　72 南雲忠一/山形/1944.7.8 　 　 　 　
　　73 高木武雄/福島/1944.7.8 　 　 　 　
　　74 山県正郷/山口/1945.3.17 　 　 　 　
　　75 伊藤整一/福岡/1945.4.7 　 　 　 　
　　76 塚原二四三/山梨/1945.5.15 　 　 　 　
　　77 井上成美/宮城/1945.5.15 　

巩金瓯

1 西郷従道
（1843.6.1-1902.7.18）
官位 元帥海軍大将従一位大勲位功二級侯爵
出身地 鹿児島県
天保14年5月4日生　
父 西郷吉兵衛の三男 旧名 西郷慎吾
明治3年（1870）8月22日 兵部権大丞
明治4年（1871）7月28日 陸軍少将兵部大丞
明治4年（1871）12月4日 兵部少輔
明治5年（1872）2月27日 陸軍少輔兼近衛副都督
明治5年（1872）3月9日 陸軍少将任官
明治5年（1872）8月9日 陸軍少輔
明治6年（1873）7月2日 陸軍大輔
明治7年（1874）4月4日 陸軍中将昇進 台湾蕃地事務都督
明治8年（1875）5月22日 帰朝
明治9年（1876）9月23日 勲一等旭日大綬章
明治10年（1877）2月24日 陸軍卿代理
明治10年（1877）11月20日 議定官
明治10年（1877）11月26日 近衛都督
明治11年（1878）5月24日 参議兼文部卿
明治11年（1878）12月24日 参議兼陸軍卿
明治12年（1879）12月25日 正四位   
明治13年（1880）2月28日 陸軍卿
明治14年（1881）10月21日 兼農商務卿
明治15年（1882）1月11日 開拓使本庁長官（～明治15年2月8日）  
明治17年（1884）2月1日 参議兼陸軍卿
明治17年（1884）7月7日 伯爵叙爵
明治17年（1884）12月27日 従三位
明治18年（1885）12月22日 海軍大臣
明治19年（1886）3月16日 兼農商務大臣
明治19年（1886）7月10日 辞職（欧州視察）
明治19年（1886）10月19日 従二位   
明治20年（1887）7月1日 海軍大臣
明治21年（1888）12月25日 予備役編入
明治23年（1890）5月17日 内務大臣（～明治24年6月1日）  
明治25年（1892）1月28日 枢密顧問官（～明治25年6月30日）  
明治25年（1892）11月20日 国民協会会長
明治26年（1893）3月11日 海軍大臣
明治26年（1893）11月11日 兼議定官
明治27年（1894）10月3日 海軍大将昇進
明治27年（1894）10月9日 臨時兼陸軍大臣
明治28年（1895）3月7日 海軍大臣兼議定官
明治28年（1895）8月5日 侯爵陞爵 勲一等旭日桐花大綬章 功二級金鵄勲章
明治28年（1895）12月20日 正二位
明治31年（1898）1月20日 元帥府元帥海軍大将
明治31年（1898）11月8日 内務大臣
明治33年（1900）10月19日 辞職 前官礼遇   
明治35年（1902）6月3日 大勲位菊花大綬章
明治35年（1902）7月18日 59歳で死去 従一位

巩金瓯

2 樺山資紀
（1837.12.9-1922.2.8）
官位 海軍大将従一位大勲位功二級伯爵  
出身地 鹿児島県　
天保8年11月20日生
実父 薩摩藩士橋口与三次の三男　養父 樺山四郎左衛門
明治4年（1871）9月27日 陸軍少佐任官
明治5年（1872）3月9日 陸軍大弐心得
明治7年（1874）10月10日 陸軍中佐昇進  
明治8年（1875）2月23日 陸軍省第二局次長
明治9年（1876）10月29日 熊本鎮台参謀\長
明治11年（1878）11月21日 陸軍大佐昇進
明治11年（1878）12月28日 近衛参謀\長
明治13年（1880）10月23日 兼大警視
明治14年（1881）1月14日 警視総監
明治14年（1881）2月7日 陸軍少将昇進
明治16年（1883）12月13日 海軍大輔
明治17年（1884）2月6日 海軍少将移籍
明治17年（1884）7月7日 子爵叙爵
明治18年（1885）6月29日 海軍中将昇進
明治19年（1886）1月29日 兼海軍省軍務局長
明治19年（1886）3月6日 海軍次官兼海軍省軍務局長
明治19年（1886）6月17日 海軍次官
明治19年（1886）10月20日 従三位
明治20年（1887）9月25日 欧米各国出張
明治21年（1888）10月19日 帰朝
明治23年（1890）5月17日 海軍大臣
明治23年（1890）6月11日 従二位  
明治24年（1891）6月27日 勲一等瑞宝章
明治25年（1892）8月8日 予備役編入 枢密顧問官
明治27年（1894）7月17日 海軍軍令部長 大本営海軍参謀\上席将官（～明治29年3月31日）   
明治28年（1895）5月10日 海軍大将昇進
明治28年（1895）5月11日 台湾総督
明治28年（1895）8月5日 伯爵陞爵 勲一等旭日大綬章 功二級金鵄勲章
明治29年（1896）6月2日 枢密顧問官
明治29年（1896）9月20日 内務大臣（～明治31年1月12日）  
明治31年（1898）11月8日 文部大臣（～明治33年10月19日）
明治33年（1900）6月20日 正二位   
明治37年（1904）10月21日 枢密顧問官（～大正11年2月8日）
明治38年（1905）11月20日 後備役編入
明治42年（1909）2月8日 議定官
明治43年（1910）11月20日 海軍退役   
大正6年（1917）5月12日 勲一等旭日桐花大綬章  
大正11年（1922）2月8日 86歳で死去 従一位 大勲位菊花大綬章

巩金瓯

3 伊東祐亨
（1843.6.9-1914.1.16）
官位 元帥海軍大将従一位大勲位功一級伯爵  
出身地 鹿児島県
天保14年5月12日生　
父 薩摩藩士伊東祐典の四男　旧名 伊東四郎
明治元年（1868）11月 一等士官 富士山乗\組
明治2年（1869）2月 武蔵乗\組
明治2年（1869）10月 乾行乗\組
明治3年（1870）9月 乾行副長
明治3年（1870）11月 乾行艦長代
明治4年（1871）2月9日 海軍大尉任官 春日副長
明治4年（1871）9月 春日艦長代
明治4年（1871）11月 第一丁卯艦長
明治5年（1872）2月 春日艦長
明治5年（1872）8月2日 海軍少佐昇進
明治5年（1872）11月14日 東艦長
明治8年（1875）11月10日 日進艦長
明治9年（1876）4月4日 海軍中佐昇進     
明治9年（1876）11月29日 高雄丸船長   
明治10年（1877）2月19日 日進艦長
明治11年（1878）5月11日 扶桑艦長
明治12年（1879）8月19日 比叡艦長
明治14年（1881）7月7日 筑波艦長
明治14年（1881）12月27日 比叡艦長
明治15年（1882）6月6日 海軍大佐昇進
明治15年（1882）7月7日 龍驤艦長
明治16年（1883）12月15日 比叡艦長
明治17年（1884）2月8日 扶桑艦長
明治17年（1884）12月20日 扶桑臨時乗\組（中艦隊参謀\長心得）
明治18年（1885）2月6日 横須賀鎮守府次長兼横須賀造船所所長
明治18年（1885）4月23日 浪速回航委員長
明治18年（1885）5月4日 英国出張
明治18年（1885）11月20日 浪速艦長
明治19年（1886）6月15日 海軍少将昇進
明治19年（1886）6月17日 常備小艦隊司令官
明治22年（1889）5月17日 海軍省第一局長兼海軍大学校校長
明治23年（1890）9月23日 海軍省第一局長
明治25年（1892）2月13日 正四位
明治25年（1892）12月12日 海軍中将昇進 横須賀鎮守府司令長官
明治26年（1893）5月20日 常備艦隊司令長官
明治27年（1894）7月18日 連合艦隊司令長官
明治28年（1895）5月11日 軍令部長
明治28年（1895）8月5日 子爵叙爵 勲一等旭日大綬章 功二級金鵄勲章
明治31年（1898）3月8日 従三位   
明治31年（1898）9月28日 海軍大将昇進
明治31年（1898）10月21日 正三位
明治33年（1900）12月8日 兼議定官
明治36年（1903）10月30日 従二位  
明治38年（1905）12月20日 軍事参議官
明治39年（1906）1月31日 元帥府元帥海軍大将
明治39年（1906）4月1日 勲一等旭日桐花大綬章 功一級金鵄勲章
明治40年（1907）9月21日 伯爵陞爵
明治43年（1910）12月10日 正二位
大正2年（1913）11月10日 大勲位菊花大綬章
大正3年（1914）1月16日 72歳で死去 従一位

巩金瓯

4 井上良馨
（1845.12.1-1929.3.22）
官位 元帥海軍大将従一位大勲位功二級子爵  
出身地 鹿児島県
弘化2年11月2日生　
父 薩摩藩士井上七郎の長男　旧名 井上直八
慶応4年（1868）1月 二等士官 春日乗\組
明治4年（1871）3月 龍驤乗\組
明治4年（1871）5月 海軍中尉任官  
明治4年（1871）7月23日 海軍大尉昇進
明治5年（1872）7月 龍驤副長
明治5年（1872）10月24日 海軍少佐昇進  
明治5年（1872）11月15日 春日艦長
明治7年（1874）10月14日 免
明治7年（1874）10月20日 雲揚艦長
明治8年（1875）10月15日 清輝艦長
明治8年（1875）12月15日 高雄丸船長
明治9年（1876）3月22日 清輝艦長
明治9年（1876）4月4日 海軍中佐昇進  
明治12年（1879）8月19日 東艦長
明治13年（1880）6月14日 浅間艦長  
明治15年（1882）6月6日 海軍大佐昇進
明治15年（1882）8月21日 扶桑艦長
明治15年（1882）11月22日 兼浅間艦長
明治17年（1884）2月13日 海軍軍事部次長
明治17年（1884）12月27日 金剛艦長
明治19年（1886）1月6日 扶桑艦長 常備小艦隊参謀\長
明治19年（1886）1月31日 海軍省軍務局次長 海軍省軍務局将校課長
明治19年（1886）6月15日 海軍少将昇進
明治19年（1886）6月17日 海軍省軍務局長
明治20年（1887）5月24日 男爵叙爵
明治21年（1888）8月16日 兼海軍大学校校長
明治22年（1889）3月8日 海軍省第一局長
明治22年（1889）5月17日 常備小艦隊司令官
明治22年（1889）7月29日 常備艦隊司令長官
明治24年（1891）6月17日 海軍参謀\部長
明治25年（1892）2月13日 正四位
明治25年（1892）12月12日 海軍中将昇進 佐世保鎮守府司令長官
明治26年（1893）5月20日 横須賀鎮守府司令長官
明治28年（1895）2月16日 西海艦隊司令長官
明治28年（1895）11月16日 常備艦隊司令長官
明治28年（1895）11月21日 勲二等旭日重光章  
明治29年（1896）2月26日 呉鎮守府司令長官
明治31年（1898）9月20日 従三位  
明治33年（1900）5月20日 横須賀鎮守府司令長官 将官会議議員  
明治33年（1900）11月30日 勲一等瑞宝章
明治34年（1901）12月24日 海軍大将昇進
明治34年（1901）12月27日 正三位
明治37年（1904）1月14日 兼軍事参議官
明治38年（1905）11月30日 勲一等旭日大綬章
明治38年（1905）12月20日 軍事参議官
明治39年（1906）4月1日 功二級金鵄勲章
明治40年（1907）2月1日 従二位
明治40年（1907）9月21日 子爵陞爵
明治44年（1911）10月31日 元帥府元帥海軍大将
大正3年（1914）2月20日 正二位
大正3年（1914）6月23日 議定官
大正9年（1920）11月1日 勲一等旭日桐花大綬章
昭和4年（1929）3月22日 85歳で死去 従一位 大勲位菊花大綬章

巩金瓯

5 東郷平八郎
（1848.1.27-1934.5.30）
官位 元帥海軍大将従一位大勲位功一級侯爵
出身地 鹿児島県
弘化4年12月22日生　
父 薩摩藩士東郷吉左衛門の四男
明治3年（1870）12月11日 龍驤見習士官
明治4年（1871）3月12日 英国留学
明治11年（1878）1月31日 比叡乗\組
明治11年（1878）5月23日 帰朝
明治11年（1878）7月3日 海軍中尉任官
明治11年（1878）8月16日 扶桑乗\組
明治11年（1878）12月27日 海軍大尉昇進      
明治12年（1879）9月5日 比叡乗\組
明治12年（1879）12月27日 海軍少佐昇進      
明治13年（1880）1月5日 迅鯨副長
明治14年（1881）12月27日 天城副長
明治16年（1883）3月12日 第二丁卯艦長
明治17年（1884）5月15日 天城艦長
明治18年（1885）6月20日 海軍中佐昇進      
明治18年（1885）6月22日 主船局出仕  
明治18年（1885）7月7日 大和造船監督官
明治19年（1886）5月10日 大和艦長
明治19年（1886）9月7日 休職
明治19年（1886）11月22日 浅間艦長兼横須賀鎮守府兵器部長
明治21年（1888）10月18日 海軍大佐昇進
明治22年（1889）7月1日 比叡艦長
明治22年（1889）7月2日 浅間艦長  
明治23年（1890）5月13日 呉鎮守府参謀\長
明治24年（1891）12月14日 浪速艦長
明治27年（1894）4月23日 呉鎮守府海兵団長
明治27年（1894）6月8日 浪速艦長
明治28年（1895）2月16日 海軍少将昇進 常備艦隊司令官
明治28年（1895）8月20日 功四級金鵄勲章   
明治28年（1895）11月16日 将官会議議員
明治29年（1896）3月23日 兼海軍大学校校長
明治29年（1896）11月5日 将官会議議員
明治31年（1898）2月1日 海軍大学校校長 技術会議議長 将官会議議員  
明治31年（1898）5月14日 海軍中将昇進
明治32年（1899）1月19日 佐世保鎮守府司令長官
明治32年（1899）5月9日 勲三等瑞宝章
明治33年（1900）5月20日 常備艦隊司令長官
明治33年（1900）8月20日 正四位
明治34年（1901）7月19日 勲一等旭日大綬章
明治34年（1901）10月1日 舞鶴鎮守府司令長官
明治36年（1903）9月30日 従三位
明治36年（1903）10月19日 常備艦隊司令長官
明治36年（1903）12月28日 連合艦隊司令長官兼第一艦隊司令長官
明治37年（1904）6月6日 海軍大将昇進
明治38年（1905）6月13日 連合艦隊司令長官
明治38年（1905）12月20日 軍令部長 将官会議議員  
明治39年（1906）4月1日 大勲位菊花大綬章 功一級金鵄勲章
明治39年（1906）10月20日 正三位  
明治40年（1907）9月21日 伯爵叙爵
明治42年（1909）12月1日 軍事参議官
明治44年（1911）10月30日 従二位  
大正2年（1913）4月21日 元帥府元帥海軍大将
大正3年（1914）4月1日 東宮御学問所総裁
大正7年（1918）11月20日 正二位  
大正10年（1921）3月1日 辞職
大正15年（1926）11月11日 大勲位菊花章頸飾
昭和9年（1934）5月29日 従一位 侯爵陞爵
昭和9年（1934）5月30日 87歳で死去

巩金瓯

6 山本権兵衛
（1852.11.26-1933.12.8）
官位 海軍大将従一位大勲位功一級伯爵
海兵2期　
出身地 鹿児島県
嘉永5年10月15日生　
父 薩摩藩士山本五百助の三男
明治3年（1870）11月28日 海軍兵学寮入寮
明治4年（1871）9月24日 海軍兵学寮帰寮
明治7年（1874）11月1日 海軍兵学寮卒業（2期）海軍少尉補
明治7年（1874）11月19日 筑波乗\組
明治8年（1875）1月1日 海兵寮再入寮
明治8年（1875）4月 筑波乗\組
明治9年（1876）12月27日 独 Vineta 乗\組
明治10年（1877）6月8日 海軍少尉任官
明治11年（1878）5月25日 扶桑乗\組
明治11年（1878）12月27日 海軍中尉昇進  
明治12年（1879）4月9日 乾行乗\組
明治13年（1880）10月7日 龍驤乗\組
明治13年（1880）10月26日 乾行乗\組
明治14年（1881）7月13日 浅間乗\組
明治14年（1881）10月24日 海軍兵学校兼勤
明治14年（1881）12月17日 海軍大尉昇進  
明治15年（1882）3月13日 浅間乗\組 海軍兵学校砲術教授
明治15年（1882）12月11日 浅間副長
明治18年（1885）5月4日 浪速回航事務取扱委員（英国差遣）
明治18年（1885）6月20日 海軍少佐昇進  
明治18年（1885）11月20日 浪速副長
明治19年（1886）6月26日 帰着
明治19年（1886）10月15日 天城艦長
明治20年（1887）7月11日 海軍大臣伝令使
明治20年（1887）9月21日 海軍次官欧米差遣随行
明治21年（1888）10月19日 帰朝
明治22年（1889）4月12日 海軍中佐昇進 高雄艦長心得
明治22年（1889）8月28日 海軍大佐昇進
明治22年（1889）8月29日 高雄艦長
明治23年（1890）9月24日 高千穂艦長
明治24年（1891）6月17日 海軍大臣官房主事
明治26年（1893）5月20日 海軍省主事
明治27年（1894）9月6日 大本営海軍大臣副官  
明治28年（1895）3月8日 海軍少将昇進 海軍省軍務局長 将官会議議員
明治28年（1895）8月20日 功四級金鵄勲章   
明治29年（1896）5月27日 兼臨時建築部長   
明治31年（1898）5月14日 海軍中将昇進
明治31年（1898）11月8日 海軍大臣
明治31年（1898）12月10日 正三位
明治33年（1900）6月30日 勲二等瑞宝章  
明治34年（1901）12月27日 勲一等旭日大綬章
明治35年（1902）2月27日 男爵叙爵
明治36年（1903）12月26日 従二位  
明治37年（1904）6月6日 海軍大将昇進
明治39年（1906）1月7日 辞海軍大臣（前官礼遇）軍事参議官   
明治39年（1906）4月1日 勲一等旭日桐花大綬章 功一級金鵄勲章  
明治40年（1907）9月21日 伯爵陞爵
明治43年（1910）12月27日 正二位  
大正2年（1913）2月20日 内閣総理大臣
大正3年（1914）4月16日 辞職
大正3年（1914）4月17日 待命
大正4年（1915）5月11日 予備役編入
大正6年（1917）10月15日 後備役編入
大正11年（1922）10月15日 海軍退役   
大正12年（1923）9月2日 内閣総理大臣 外務大臣
大正12年（1923）9月19日 内閣総理大臣
大正13年（1924）1月7日 免官（前官礼遇）
昭和3年（1928）11月10日 大勲位菊花大綬章  
昭和8年（1933）12月9日 82歳で死去 従一位 大勲位菊花章頸飾

巩金瓯

7 有栖川宮威仁親王
（1862.2.11-1913.7.5）
官位 元帥海軍大将大勲位功三級  
出身地 皇族　
文久2年1月13日生　
父 有栖川宮幟仁親王の四男
明治7年（1874）7月13日 海軍兵学寮予科入学
明治8年（1875）12月31日 勲一等旭日大綬章
明治11年（1878）5月18日 明治天皇猶子
明治11年（1878）8月26日 親王宣下
明治12年（1879）7月26日 英 Iron Duke 乗\組
明治13年（1880）2月8日 海軍少尉補  
明治13年（1880）12月1日 海軍少尉任官 英国留学
明治14年（1881）10月 英海軍大学校通学
明治16年（1883）2月15日 命帰朝
明治16年（1883）6月29日 海軍大尉昇進  
明治16年（1883）10月24日 特別御用取調
明治17年（1884）4月25日 軍事部出勤
明治18年（1885）10月5日 扶桑分隊長
明治19年（1886）6月26日 参謀\本部海軍部第一局課員
明治19年（1886）10月23日 海軍少佐昇進  
明治19年（1886）11月5日 参謀\本部海軍部出仕
明治19年（1886）12月29日 大勲位菊花大綬章
明治23年（1890）4月10日 海軍参謀\部出仕
明治23年（1890）5月13日 葛城艦長心得
明治23年（1890）8月11日 海軍大佐昇進 葛城艦長
明治23年（1890）9月24日 高雄艦長
明治25年（1892）9月5日 千代田艦長
明治26年（1893）10月12日 横須賀鎮守府海兵団長
明治27年（1894）9月28日 大本営附
明治27年（1894）12月5日 松島艦長
明治28年（1895）5月18日 橋立艦長
明治28年（1895）7月25日 砲術練習所長
明治28年（1895）11月20日 功四級金鵄勲章
明治29年（1896）11月5日 海軍少将昇進 常備艦隊司令官
明治30年（1897）4月16日 遣英大使
明治30年（1897）8月24日 帰国
明治31年（1896）3月3日 軍令部出仕 将官会議議員
明治32年（1899）9月26日 海軍中将昇進
明治34年（1901）11月29日 休職
明治37年（1904）3月6日 大本営附
明治37年（1904）6月28日 海軍大将昇進
明治38年（1905）1月19日 軍事参議官
明治38年（1905）4月1日 欧州差遣
明治38年（1905）8月26日 帰国
明治39年（1906）4月1日 功三級金鵄勲章
明治41年（1908）2月15日 議定官
大正2年（1913）7月5日 52歳で薨去
大正2年（1913）7月7日 元帥府元帥海軍大将 大勲位菊花章頸飾

巩金瓯

8 川村純義
（1836.12.18-1904.8.12）
官位 海軍大将従一位勲一等伯爵  
出身地 鹿児島県
天保7年11月11日生　
父 薩摩藩士川村方臣の長男
慶応4年（1868）1月 薩摩藩4番隊長  
明治2年（1869）11月23日 兵部大丞
明治3年（1870）10月27日 兼海軍兵学寮兵学頭
明治4年（1871）7月15日 兵部少輔
明治5年（1872）2月27日 海軍少輔
明治5年（1872）2月28日 海軍少将任官
明治7年（1874）4月4日 海軍関係蕃地事務局出仕
明治7年（1874）8月5日 海軍中将昇進 海軍大輔
明治10年（1877）2月19日 西南戦争征討参軍
明治10年（1877）10月10日 凱旋
明治10年（1877）11月2日 勲一等旭日大綬章  
明治10年（1877）11月20日 議定官
明治11年（1878）5月24日 参議兼海軍卿
明治12年（1879）12月15日 正四位  
明治13年（1880）2月28日 海軍卿辞職
明治14年（1881）4月7日 兼海軍卿
明治17年（1884）7月7日 伯爵叙爵
明治17年（1884）12月27日 従三位
明治18年（1885）12月22日 宮中顧問官
明治20年（1887）4月12日 正三位      
明治21年（1888）4月30日 枢密顧問官
明治26年（1893）6月16日 従二位  
明治26年（1893）11月11日 兼議定官   
明治32年（1899）11月1日 後備役編入
明治36年（1903）6月30日 正二位        
明治36年（1903）12月26日 勲一等旭日桐花大綬章
明治37年（1904）8月12日 69歳で死去 海軍大将昇進 従一位

巩金瓯

9 柴山矢八
（1850.8.20-1924.1.27）
官位 海軍大将正二位勲一等功二級男爵
出身地 鹿児島県　
嘉永3年7月13日生　
父 薩摩藩士柴山良庵の三男
明治5年（1872）2月3日 米国留学（開拓使派遣）
明治7年（1874）2月 帰朝
明治7年（1874）8月5日 海軍中尉任官     
明治7年（1874）8月17日 砲兵隊附
明治7年（1874）8月30日 武庫司出勤（水雷製造掛）
明治7年（1874）9月20日 武庫司出勤（水雷製造掛）水雷製造局
明治8年（1875）2月7日 武庫司造兵課出勤
明治8年（1875）5月2日 海軍大尉昇進     
明治8年（1875）5月3日 砲兵科砲兵大隊副長
明治8年（1875）5月27日 兵器局水雷製造掛
明治8年（1875）12月28日 朝鮮国派遣（黒\田弁理大使警衛）
明治9年（1876）3月9日 砲兵大隊副長
明治9年（1876）6月23日 浅間乗\組
明治10年（1877）2月22日 筑波乗\組
明治10年（1877）10月13日 海軍兵学校出勤
明治12年（1879）9月15日 水雷練習所所長
明治12年（1879）12月27日 海軍少佐昇進      
明治15年（1882）9月8日 海軍中佐昇進   
明治16年（1883）2月6日 水雷局長
明治17年（1884）2月9日 軍事部第三課長兼第四課長
明治17年（1884）12月16日 兼軍事部第二課長
明治18年（1885）6月20日 海軍大佐昇進
明治19年（1886）2月24日 参謀\本部海軍部第二局長
明治19年（1886）7月7日 欧米各国派遣
明治20年（1887）6月30日 帰朝  
明治20年（1887）10月8日 艦政局次長兼兵器課長
明治22年（1889）3月9日 海軍省第二局長心得
明治22年（1889）5月15日 筑波艦長
明治24年（1891）2月6日 横須賀鎮守府参謀\長
明治24年（1891）12月14日 海門艦長
明治26年（1893）4月20日 高千穂艦長
明治26年（1893）12月20日 海軍兵学校校長
明治27年（1894）7月13日 佐世保鎮守府司令長官心得
明治27年（1894）7月30日 海軍少将昇進 佐世保鎮守府司令長官
明治28年（1895）8月20日 勲三等旭日中綬章 功三級金鵄勲章   
明治30年（1897）10月8日 海軍中将昇進 常備艦隊司令長官
明治32年（1899）1月19日 海軍大学校校長 技術会議議長
明治32年（1899）9月26日 海軍大学校校長
明治33年（1900）5月20日 呉鎮守府司令長官
明治33年（1900）8月20日 正四位
明治36年（1903）9月30日 従三位
明治37年（1904）2月11日 広島湾戦時指揮官
明治38年（1905）1月7日 旅順鎮守府司令長官
明治38年（1905）5月30日 勲一等瑞宝章
明治38年（1905）11月13日 海軍大将昇進
明治39年（1906）2月2日 待命
明治39年（1906）4月1日 勲一等旭日大綬章 功二級金鵄勲章  
明治39年（1906）10月20日 正三位
明治40年（1907）2月2日 休職
明治40年（1907）2月14日 予備役編入
明治40年（1907）3月20日 従二位
明治40年（1907）9月21日 男爵叙爵
大正4年（1915）7月13日 後備役編入      
大正9年（1920）7月13日 海軍退役
大正13年（1924）1月25日 正二位   
大正13年（1924）1月27日 75歳で死去